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  • 2021.10.13 Wednesday
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戦場までは何マイル?

これは面白そう!というか、今年は早めに発見できたので、参加させて頂きます!(毎年、気づいた頃には集計済になっててエレカシの「哀しみの果て」を心の中で歌う羽目になってしまいます)


男の魂に火をつけろ

SF映画 ベストテン!!!!!!!
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20131031


ランキング形式で書いてありますが、特に優劣はなく、順不同(全て同点)です



1.「2001年宇宙の旅」  スタンリー・キューブリック

2.「王立宇宙軍 オネアミスの翼」  山賀博之

3.「伝説巨神イデオン 発動篇」   富野由悠季

4.「12モンキーズ」  テリー・ギリアム

5.「デメキング」  いまおかしんじ

6.「殺しの烙印」  鈴木清順

7.「オーガストウォーズ」  ジャニック・ファイジエフ

8.「スターシップトゥルーパーズ」  ポール・バーホーベン

9.「月に囚われた男」   ダンカン・ジョーンズ

10.「killer7」    須田剛一


次点
「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」   「第9地区」  「アキラ」  「ミクロの決死圏」
「アルファヴィル」  「フィフスエレメント」    「幻の湖」  「わたしを離さないで」
「パプリカ」  「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」 
「華氏451度」
「ゼイリブ」   「ウォーターワールド」   「AI」 


とりあえず、こんな感じっすかね〜。次点(得点はゼロでいいです)がやたら多いのは、それだけ七転八倒に悩みぬいた末の結果だという事を察して頂ければ・・・

 
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ナポレオン・ダイナマイト

最近見たエーガについてイッキに書いていきます。毎度毎度おなじみ、クソ長くなったので、興味あるとこ以外は読み飛ばし推奨。





「パシフィック・リム」




ネットを中心に絶賛、絶賛、絶賛、また絶賛!の嵐を巻き起こした、アメリカ産のロボット活劇!!監督は全世界のオタクの代表選手、ギレルモ・デルトロ!!

イイ意味で70年代で感覚がストップしているロボット!!!!
日本のオタクカルチャーへのアツいリスペクトを感じる設定!!!!
超重量ロボットと巨大怪獣の、大迫力のしばき合い!!!!
火に油と熱湯を注いでいく様な、熱血また熱血の展開!!!!

これだけのカードが揃ったら面白くならない訳がねえ!!!!アツい、ヤバイ、間違いない!!!!
と意気込んで、IMAX吹き替えで観てきました。
先にこれだけは言っておきたいが、IMAXで観て本当にヨカッた〜〜〜〜〜〜〜〜!!
今までいくつかのタイトルでIMAXシアターで視聴してきましたが、本作はそのIMAXのポテンシャルを最大限にまで引き出している!!目の前に迫ってくるような臨場感と迫力だった〜〜〜!!
とりわけ冒頭のタイトルが出るまでの15分間、出撃〜戦闘〜敗走までの流れは出色の出来で、ロボットものの美学が凝縮されていて、目頭が熱くなった。

さてさて、そんな感じで非ッ常〜〜〜〜にエキサイトしながら観ていたのですが、その熱は冒頭15分でパシリムのタイトル画面がドーーーン!!と出たとこでピークを迎えるものの、後はどんどん冷めていきます。

なぜそうなってしまったのか?これは複合的な理由があるので簡単には言えないのだが、一番の理由は出し惜しみ感がそこはかとなく漂ってしまう所にあるだろう。
いや、僕たちオタクメンに対してデルトロはすっごいサービスしてくれてんのよ?ロボット群はどいつもこいつもキャラがビンビンに立ってて、Gガンダムみたいにお国柄丸出しで(ロシアのロボの名前はチェルノ・アルファで、原発の煙突に手足が生えたようなデザインだ!!)、その子供っぽさも大好きだ。
でもさ、こんだけ出来るなら次も次も!って期待しちゃうでしょ?
配られた手札がロイヤルストレートフラッシュや四暗刻が出来そうだったらそこを目指すでしょ、普通は。

結論から言うと、本作はせっかくの大ネタをストレートで留め、三暗刻でアガる様な寸止め感で満ちている。
せっかくのアツい設定も上手く活かす事が出来ず、ストーリー的にも破綻が多くて、序盤で熱く滾った感情が宙ぶらりんになる。
特に各国の個性豊かなロボットたちに全く活躍の場が用意されていないのは致命的で、その結果、敵味方双方ともに強さの序列が分からず、緊迫感がない。とゆうか、そもそもロボットのアクションもかなり単調になってしまっている。
キャラクターの絡みも不十分で、これはこう来るんでしょ!?という観客の期待まで届いてない。描き切れていない。
極めつけは終盤の展開なのだが、それもなんつうかハリウッド名物の爆弾抱えて特攻!という精神に満ち満ちているので、既視感バリバリ。何の新鮮味もない!
結果、なんか、釈然としない気持ちで劇場を後にしてしまいましたぁ〜〜〜!!
個人的には、か、な、り、ビミョ〜〜〜〜な作品だと思いました。アンバランスなんだな〜全体的に。

こういった批判に対して、ネット評では『イんだよ、細けえことは!』とか『こうゆう作品の評価は減点方式じゃなくて加点方式にしないと・・・』みたいな意見が目立つが、そんなんダメだろ!!!!!!
誰がどう見ても明らかな欠点があるんだから、そこを指摘して次回はもっと良くなってもらわないと、批評になんねーだろ!!!!って思う訳っすよ。
大好きだからこそ、好き嫌いの感情論だけではなく、技術論や作品論的な部分でも言及していかないと、大好きな作品が以後、ダメな作品になってしまうんだぜ?と、ネットの浅薄な評に個人的に憤りを覚えました。

まあ、そういった映画自体に関係ない不満点はともかく、、、
過去にデルトロが手掛けたアメコミ作品「ヘルボーイ」を観た時も思ったが、デルトロは設定を組み立てた時点で力尽きてる部分があると思う。
あそこまで魅力的なキャラ造形なのに、アクションは見せ場が少ない!だとか、ここをもう少しどーにかしたらメチャクチャ面白いのに〜〜〜〜!!とゆう『惜しい』部分まで、過去作品からそのまま引き継いじゃってる気がする。
中には「パンズ・ラビリンス」みたいに、テーマと世界観・ストーリーがレベルの高い融合を実現している作品もあるので、もう一歩頑張って欲しいなあ〜〜〜!!!!と思いました。実際。

でもね!思うんですよ!!次回作があれば、コレはもっともっともっと面白くなるって!!!!各国のロボットのカッチョイイ活躍もあるし、怪獣ももっと禍々しいのが出て来るし、僕の大好きな中華人民ロボ、クリムゾンタイフーンの活躍が描かれるかもしれない!!
そういう意味で、僕はものごっつい期待してます、次回作に!!!!!!!!!




「オーガストウォーズ」 



パシフィック・リムと同時期に公開された、これはロシア映画。
宣伝でロボット登場シーンが前面的に出てきており、ロシア版パシリムと呼ばれておった。

しかし、それはかなり歪曲された宣伝で、その実、この映画は実録ミリタリーもの!!実際にあった紛争を題材に、紛争地帯に取り残された子供を、母親が砲撃・銃弾が飛び交う戦場の中、必死こいて助けに行く話です。ちなみに、劇中で出て来るロボットは全て子供の妄想です!!

だが、これがかなりの傑作であり、ストーリーが破綻しまくってる「パシフィック・リム」と比較にならないくらいに、完成度が高い!
本作は様々な要素が複合的に絡まって、それぞれが有機的に機能し合っている。
先に挙げたロボットもの要素も、(宣伝のやり方は噴飯ものだが)かな〜り高水準な仕上がり!
子供の妄想であるとゆう設定を上手く活かして、地味な場面をド派手に彩ったり、正視に堪えかねる残酷シーンをロボットに置き換えて和らげたり、お涙頂戴シーンを劇的な感触に仕上げたり、様々な場面で効果的に使われて八面六臂の活躍。
ロボットを描くだけで満足していたパシリムの不満を、本作はかなり解消してくれる。

そんな中でも、特にオーガストウォーズの優れている所は、主人公の母親の描き方。最初は子供ほったらかしで恋人とのバカンスを優先したり、子供がヒドイ目にあってるのに、なかなか女モードを捨てない様にイライラさせられる。
正直、「え?このクソ女が主人公なの?死んじゃえ!」と最初は思ってしまうのだが、観ていく内にどんどん感情移入が進んでいき、終盤の戦場脱出シーンに至っては
「いっけえええええええええええ〜〜〜〜!!!!!!」
と、手に汗握ってしまう。
それを支えているのは、優れたストーリーテリングと圧倒的な戦場の臨場感!銃弾の飛び交う中、泥まみれになりながら、必死こいて子供の救出に向かう母親の姿は全人類が共通して心打たれるファクターであろうし、ロボ描写も、戦場の迫力も、兵士が垣間見せる人間臭さも、全てこの母親の救出劇に奉仕していて実に見事!!!!
もし、映画の共通模試があるとするならば、本作は100点満点を取れるくらいにバランスが良く、内に秘めたポテンシャルは非常に高いと言えよう!

ただまあ、一つだけ弱点を挙げるとすれば、本作はかなり尻上がりな作品で、前半30分は遅々として展開が進まんので、眠気を抑えるのに必死だったって事かなあ。後半の大躍進を考えれば仕方のない事なのかもしれないけど。
オープニングでタイトルが出るまでが最高潮のクライマックスだった、パシリムと、キモチイイくらいに好対照!この二作、同時期に公開するなんて、何か運命めいたものを感じる。そうだ、本作を『逆パシフィック・リム』と名付けよう。

パシリムとオーガストウォーズ・・・もしビデオ屋に二つとも並んでたら、両方を借りて一気に観賞する事をオススメしますゾ!!



 
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