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  • 2014.11.04 Tuesday
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X次元へようこそ

何かを書こうとしても書く気が起きないのは、モッタイナイので、書きます。ザッキを。軽〜く。



・最近いっちゃん好きなアーチストであるところのフレネシさんhttp://www.otomesha.com/frenesi/なのですが、
彼女と同じレーベルに所属するバンドのblue marble。その新譜である所の「フルカラー」もサイコーに良かった。



今作から、ボーカルとして武井麻里子が入団した事によって、重層的で技巧派で玄人向けだったサウンドが一気に華やかなポップサウンドに変化!!グッと聴きやすくなった。
特に、リード曲となっている「未明戦争」!!ホントに同じグループなのか??と思うほどに、ストレートなロックサウンド・・・!これ↓をユーチューブで見つけて、一聴で心掴まれてしまったのである。




このポップでありながら重層的で豪華なバンドサウンドは90年代の、特に前半期のかほりがしてウットリしてしまうなあ〜。バンドサウンドでしか表現できないダイナミズムとエモーションがあって・・・!
シティポップに代表される様な軽みがあって耳馴染みのいいサウンドが流行ってる昨今、歌も音に溶け込んで空気中に流れていってしまう曲が多い中、本作は歌がバンドサウンドのエモーショナルな部分に良く乗っていて、ガツンと頭に入ってくる。
武井麻里子嬢の少女性を持ちながらも、軽く舌に絡んでくるボーカルも理想的なロック歌手の声!椎名林檎ほど情念の押し売り感がないのも好きだ!

このblue marbleとフレネシさんが所属しているレーベル、乙女音楽研究社は粒ぞろいのアーチストが揃っていて今後注目のレーベルだ。
両者ともにとてつもなく技巧派なのに、その技術が見事にポップサウンドに昇華されていて、カッコイイ。
今年の5月に見に行ったフレネシさんのライブのトークショー(!)でも、このレーベル主催者の方も登場し、淡々と司会進行をしていた。寡黙な青年風ながら、ミョーになれた手つきでトークを回し、各パネラーに隙あらばツッコミを入れていく姿勢は、眼光鋭いスナイパーを想起させた・・・


まあ、そんな事はともかく、こういったチョロチョロした所で、僕が感じたゼロ年代の閉塞感が払拭されていくのは、痛快だなあ〜。



 
・坂本慎太郎の新作、「ナマで踊ろう」はかなりの問題作!
まずもって、このキービジュアルからして大問題!!



本作に当たって、坂本慎太郎はスチールギターの練習に取り掛かったと言う。
ハワイの音楽でぽや〜んと鳴ってるあの音だ。とても安っぽくも楽園っぽい音。
【人類滅亡後の地球に流れる常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽】とゆう奇妙なコンセプトの本作。それを実現するのには、この音が必要だったのだ。
結果、室内BGMとして機能する様な、穏やかな音像のアルバムに仕上がった。
しかし、音像がとても柔らかく華やかなのに対して、歌詞世界は不穏の極みである。

「決してこの世は地獄/なんて/確認しちゃだめだ」「見た目は日本人/同じ日本語/だけどなぜか/言葉が通じない」

「ほんとの意味での恐怖感を与えてやりたいと思いましたね」と、坂本慎太郎は本作について語る。
どの曲にも一貫してるのが、
穏やかな死後の世界を歌っているつもりが、その死後の世界=地獄とは実は現世だった!!とゆう見事な反転。
現在の不穏な状況に対する明らかなカウンターの気運に満ちている。

これまで、「生き物ってめんどくさい/生き物どもめ(死者より)」と歌い、「刻まれたままの傷と共に踊り明かす夜通しめちゃくちゃに/あきらめたい哀しみとともにただ繰り返す出来事に身を任す/あきらめたくない傷とともに生きていくしかない、しかないなんて(傷とともに踊る)」と自嘲気味に笑い、「空洞です」と現世に対しての清々しい諦観を高らかに宣言(?)していた坂本慎太郎。
だが、本作では違っている。明らかにどこか居心地の悪い攻撃的な気持ちを(曲がりくねった表現ではあるが)表明している。

ゆらゆら帝国初期には、化け物的なサウンドと幻惑的でおどろおどろしい歌詞世界で、聴衆の心を掻き毟ってきた坂本だが、キャリアを重ねる過程で楽曲の引っかかりを取り払っていき、穏やかで閉塞的な楽曲に流れて行った。
そこには、栄光に飽いてしまったロックスターの退屈とも、現世と接触を絶ったひきこもり少年の絶望とも、全てを透過して穏やかな日々を送る老人の心とも取れる、後ろ向きなある種のユートピアが広がっていた。

だが、ここでの彼はナニカに対して怒っている。そこで戦って、ナニカを挑発している。そのナニカとは何だろうか?それは、我々一人一人が考えていく事だ。
いずれにしろ、久々に坂本慎太郎は能動的なエモーションを楽曲に込めている。次の一手に期待が膨むばかりだ。


自分は、特にこの曲に心底寒気を感じた。
「あなたもロボットになれる」
 

これぞ、ディストピア!!!!



・今年見たエーガが、どれもこれも面白くて、福々とした気持ちだ。
特に感動的だったのは、見てきた全く関係ない作品たちがひょんなとこからリンクし合う瞬間に多く立ち会えたことだ。
これは、別の記事でまとめよう



・今年に入って、久方ぶりにリアルタイムで何本もアニメを観賞した。

ホントならイイ大人になってもずっとアニメ観賞していたかったのだが、結局アニメってガキが見るもんでしかない、という哀しい現実の前に押しつぶされてしまいまして、、、ヨヨヨ。
やたらめったら大人向けの世界観ですよーって喧伝する作品も、大人として見るとかなり脇が甘かったり、子供向けのものでも、「オッ!」と気を吐いてるものはあんまりないし、ロボットアニメはずっと下火が続いてるしで、、、ここ5年程は片手で数えられるくらいしか印象に残った作品はなかったんよ。
更に、SEKEN的に売れてる作品がヨー、「これかよ!?」って疑問に思うのばっかで、厭世的な気分はウナギ登りになっていったとさ・・・トホホ。(この前気づいたんですが、巷にあふれる萌えアニメって、純正なるポルノだったら好きになってたと思うの。だってボクチン、ベタベタなエロ漫画は好きだもの!)

そこに来て、今年のフィーバーは何なのか・・・?
とりあえず、今年秋には待ちに待ったトミノの新作http://www.g-reco.netがTVアニメで放映される!ので、それまでは絶対に死ねないし、失職できない!!がんばるしかない。




・今年の個人的アニメフィーバーの象徴的作品・・・
それが、「スペースダンディー」なのですよ!!
http://space-dandy.com/top.html



物語は宇宙を股にかけた宇宙人ハンターの話。マイルドヤンキー(!)の主人公ダンディーと、ボンクラネコ型宇宙人のミャウ、ポンコツロボット・QTの、BBP(バカ・ボンクラ・ポンコツ)トリオが毎度毎度、あっちこっちの惑星でドタバタを繰り広げるコメディタッチのSFだ。
「カウボーイビバップ」や「サムライチャンプルー」など、オサレアニメで有名な渡辺信一郎が、あえてベタでコテコテなSFアニメに挑む!と、どうなるのか!?という壮大な実験作だ。


渡辺信一郎カントク印の、粋で洒脱なアニメーションと音楽センスは期待通り!というか、これはむしろいつも通りの事なのでビックリしない。
本作の真に素晴らしい点は、自由な作劇の妙にある。
基本的なストーリーは毎度毎度宇宙人を捕まえるべくBBPトリオがドタバタを繰り返すってだけなんだが、
コメディSFを基調にしながらも、環境SFありーの、人情ものありーの、ロードムービありーの、ホラーテイストありーの、ロボットものありーの、無節操なくらいに何でもアリ!!近年、これまで振り幅のあるアニメはなかった!!様に思う。
それを毎回毎回豪華なスタッフがホンイキで仕上げているので、ホントに毎回毎回テイストがバラバラ!・・・な、所に飽き足らず、、、1話完結式の構成を逆手に取って、1話の中でも二転三転とストーリーが目まぐるしく変わり、アッと驚くオチに繋がっていくので、本当に見飽きない!「さあ、次はどんな手で来るのか!?」と、ワクワクさせることしきりである。
SFってのは、ジャンル的なギミックじゃねえ!!作劇のギミックDA!!と言わんばかりに、SFとゆう自由な世界をさらに奔放に暴れまわっているが、見てて凄く楽しいのだ。

更に言えば、本作の端々に登場するギミックが、かつてのアニメ作品やSF作品への目配せが効いているのがニクイ。(ロボットに関して言えば、完全にトミノリスペクトだ!!!!!!)
TVアニメとは「鉄腕アトム」で開闢されて以来、SFこそが本流で王道!(ついでに言えば、映画も「月世界旅行」で物語映画の歴史は始まった)
だからこそ、SFの歴史をオマージュで手繰っていくと、それが自然にアニメの歴史にもアクセスされていくって仕掛けになっている。どこかで見た事あるけど、どこか目新しいこの世界観の所以は、丁寧なSFオマージュにあるのだ。

んで、さらにさらにこの作品の魅力をbet(上乗せ)するならば、
その巨大なアニメの記憶≒映像文化の歴史が散りばめられた本作において、そういった大ネタの引用に振り回されず、そこから自由に物語を紡ぎ、キャラをスウィングさせ、舞台を大爆破!(これは文字通りの意味である)させている所に本作の重要な意義が隠されていると思うのだ。

アニメはいつからこんなに窮屈なものになったのだろう?狭量なグルメやマニアの事しか考えなくなってしまったのだろう?
星が爆発して、ついでにキャラが爆死霧散しても、次回は何事もなかったかの様に元に戻ってドタバタを繰り返す。アニメってのはそういう自由なもんだったろう?
「スペースダンディー」は、そういった我々がかつて享受していた「楽しいアニメ体験」を現代に蘇らせた稀有な作品だと思う。
これを一部の好事家だけの慰みものにしてしまうのは実に惜しい!!
皆、もっとさあ、オサレアニメだとか八百長相撲だとか、そんな余計なカテゴライズを取り払って自由に見てみればいいんじゃない!?
意外に、現代のアニメファンへの目配せは忘れてないし、オールドファンや、単純にカッコイイものが見たい人への訴求力もあると思う。とにかく懐が深いのがウリなのに!

特にオススメは4話のゾンビ回。ゾンビものへのオマージュが効いてると同時に、今までのゾンビものには無かった新解釈を施していたのが、素晴らしかった!!これだけでも一見の価値ありだ!!
今月から第2シーズンも始まり、そこから見始めても、、、まあ問題ないんじゃないすかね!
どの話から見ても、問題だらけなので、逆に問題ないっす!

 

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