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  • 2014.11.04 Tuesday
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ムーンライト、思い出をありがとう

なんか知らんが、JUGEMの仕様が最近変わってしまったらしく、ケイタイからすっげー見にくい感じになってしまった。1ページで表示できる情報が少なく、やったらページ分割される様になっちまいました。

鬱陶しいくらいの長文がウリ(というか短所)の我がブログ、、、ますます読みにくくなるじゃないですかあ〜!
とゆうわけで、更新頻度を上げて一回一回の記事を短めにしてみようと思います。
なんで、しばらくはマンガの話題が続きますが、ご容赦を。

んで、まずはこれから!



「機動戦士ガンダム サンダーボルト」 太田垣康男



画期的SFマンガ、「MOONLIGHT MILE」で有名な太田垣康男が、ガンダムマンガに挑む!!
こいつぁ〜、事件だあああ〜〜〜〜!!!!



「MOONLIGHT MILE」の何が画期的だったかというと、土方的な感覚で宇宙開発史を物語ってる事に尽きる。
筋肉モリモリ!酒も女もたばこもアリ!現場命!いつもはルーズだけど、やる時ゃやるぜ!といった極めてDQNくさ・・・いやいや男くさい奴らが織りなす宇宙開発!!漫画ゴラクとSFマガジンの劇的邂逅!が新しくも納得の作品だった。
確かに現実のビルの建設や土地の開発なんかも、設計したり計画立てたりするのはデスクワークのエリートだけど、現場で動いてるのは体育会系の人たちだもんね!

そんな、極めて卑俗的な視点を持ったSF作家と、日本におけるリアリズムSFの金字塔・ガンダムがタッグを組んだのは、歴史の必然だったのかもしれない。

ガンダムシリーズは誕生して30年以上も経つ老舗だが、長い歴史を持つシリーズもののお約束か、マンネリも極まってもはや動脈硬化・・・どころではなく、伝統芸能・・・歌舞伎の様な「型」の世界になりつつある。
大した必然性もリアリティーもなく使い回される設定やストーリー、それをただ漫然と消費する固定ファンたち・・・ここ10年ほどガンダムはそんな悪循環に陥っており、新シリーズの作品が出てきても、「それ、ガンダムでやる意味あるんか?」と思われる駄作の連打だった。

さすがに首脳部もこの事態を懸念したのか、異業種コラボを積極的に仕掛けてガンダム世界をビルドアップしつつ刷新していく作戦に打って出た。
その一つが、今まで癒着どっぷりだったカドガワグループとは別に、小学館サイドのマンガ誌にもガンダム作品を依頼するという一連の流れ。んで、この「サンダーボルト」はその尖兵であるわけだ。

結果、ガンダムシリーズが久しく失っていた【戦場の凄み】が見事に刻印された、ドドドド弩級の傑作に仕上がった!!
もう妙なポーズで見栄を切らない!ビームサーベルでチャンバラなんかしない!ドラゴンボールみたく、変なオーラでビームを跳ね返したりもしない!パイロット同士が口喧嘩しないし、ピキュリーン!と感応し合ったりもしないんだあ!!

まず、冒頭の出撃シーンで、一個小隊の隊長が新米兵に「童貞ども!!」と、怒鳴りつけるとこからして、衝撃!!
ガンダムシリーズに【童貞・非童貞】の概念が初めて持ち込まれた歴史的瞬間であります!!(いや、初代ガンダムのノベライズではアムロの童貞をセイラさんが奪うというのもありますが・・・)

こ、れ、は!美少年や美少女が汗一つ浮かべず、涼やかな顔して戦場を闊歩する、昨今のガンダムシリーズの欺瞞を軽やかに撃ち抜いていて爽快ではないですか!

肝心のモビルスーツも・・・




武骨ッッ!!
ただただ、工業機械は武骨たれ!そんな美学に根差したモビルスーツの新しいカタチ。
背中に生えたぶっといアームが、飯場のGENBAカントクの腕っぷしの様な頼もしさなんだぜ!!



そして、ハードなのはロボット描写だけじゃねえ!ストーリーもヴェリィヴェリィハード。
敵味方双方ともに、時に不条理なまでに悲惨な戦禍が降りかかる!
ネタバレになるので詳細は書けませんが、戦争とは人間から人間性を容赦なく奪っていくという事がよく分かります。個人の都合や欲望や希望や、ましてや命など、戦争とゆう暴力の前に儚く散っていきます。
そんな戦闘状態、極限状態の中で命がスパークすればまだ甲斐があっていい方。戦闘中に場を和まそうと隣の女性隊員にコスメの話題を振った途端に、流れ弾に当たって爆散!!修学旅行気分で参戦した学徒出陣兵が何も出来ぬまま一瞬にして全滅!!なんて描写もごまんとありますで候。
戦場で死ぬのは兵士だけじゃない!大人も子供おねーさんも、カタワもメクラも不能者も禁治産者も、いろんな奴がおるんじゃい!!!!
ここにおいては、主人公補正だの、ご都合主義などそういったものは一切介在しない世界である。真の意味で「君は生き残る事が出来るか!?」と、全登場人物に問いかける、一大残酷絵巻の開幕〜!なんである。

戦争とはヒーローサーガじゃなくて、人類最大のバイオレンスなんだよ!だからこそ、サイッコーに興奮するドラマにもなるんだよ!!!!
本家ガンダムでさえ、ここまでの世界観は描けなかった。そんな特濃ドラマを、太田垣康男センセの極濃筆致は余すとこなく伝えている!

これは、新たなガンダムサーガのスタンダードになる!!!!!!
ただただ、愚昧な同人誌に堕していたカドカワグループよ、恥を知れえ〜!!!!
これが、ワイらの待っていたガンダムだあああああああ〜〜〜〜〜!!!!

多分、単行本で3巻くらいのコンパクトなボリュームになると思われるので、SFやロボットに抵抗がない方は是非是非、トライして欲しいな〜。


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  • 2014.11.04 Tuesday
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