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  • 2014.11.04 Tuesday
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戦場までは何マイル?

これは面白そう!というか、今年は早めに発見できたので、参加させて頂きます!(毎年、気づいた頃には集計済になっててエレカシの「哀しみの果て」を心の中で歌う羽目になってしまいます)


男の魂に火をつけろ

SF映画 ベストテン!!!!!!!
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20131031


ランキング形式で書いてありますが、特に優劣はなく、順不同(全て同点)です



1.「2001年宇宙の旅」  スタンリー・キューブリック

2.「王立宇宙軍 オネアミスの翼」  山賀博之

3.「伝説巨神イデオン 発動篇」   富野由悠季

4.「12モンキーズ」  テリー・ギリアム

5.「デメキング」  いまおかしんじ

6.「殺しの烙印」  鈴木清順

7.「オーガストウォーズ」  ジャニック・ファイジエフ

8.「スターシップトゥルーパーズ」  ポール・バーホーベン

9.「月に囚われた男」   ダンカン・ジョーンズ

10.「killer7」    須田剛一


次点
「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」   「第9地区」  「アキラ」  「ミクロの決死圏」
「アルファヴィル」  「フィフスエレメント」    「幻の湖」  「わたしを離さないで」
「パプリカ」  「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」 
「華氏451度」
「ゼイリブ」   「ウォーターワールド」   「AI」 


とりあえず、こんな感じっすかね〜。次点(得点はゼロでいいです)がやたら多いのは、それだけ七転八倒に悩みぬいた末の結果だという事を察して頂ければ・・・

 
1. 2001年宇宙の旅  スタンリー・キューブリック




まあ、王道という事で。これを高校時代に初めて見た時、頭クラクラしました。
それと同時に、「SFってすげえ!」と初めて認識し、以後の自分のSF憧れの礎となりました。(未だにSFには本格的にのめり込めず、憧れは治らず)
キューブリックは他にも優れたSFを撮ってて、それらも大好きなんですがいちおー、一監督一作品とゆう自分内ルールがあるので、涙を飲んで他の作品は見送ります!

高校時代の自分にとってのSFはこの作品とガンダムが全てでしたね。ガンダムはテレビアニメなんで挙げれなかったですけど。




2.王立宇宙軍 オネアミスの翼   山賀博之





これも、自分にとっては記念碑的な作品。
我々の暮らす世界とは違う異世界で展開されるぬるま湯の日常と、そこからの脱却!その象徴としてのロケット発射のシーンは今でも見返すと、涙ドバドバ!

本作は青春映画としても素晴らしいが、異世界を演出する為に、衣装や建物、食器のスプーンに至るまで細部までこだわったデザインが素晴らしく、全部、変な形してる!SF気分をこの上なく盛り上げてくれます。
説明らしい説明もないけど、この話は異世界なんですよー、っていう事が目で見て分かるってのは、映画としても優れてるし、SFと映画の相性の良さをまざまざと見せつけられた!(SFは発生段階から映画と密接な繋がりを持つ文芸ジャンル。史上初めての物語映画は「月世界旅行」である)

意外に映画ファンは見てない人多いけど、実にもったいない!必ず見るべし!




3.伝説巨神イデオン 発動篇   富野由悠季




アニメばっかり続いてすんませんねえ。でも僕は、「アニメと言えば、SF!!」と考えるオールドタイプなアニメファンなんでねえ〜。ふぇふぇふぇ。
ガンダムの監督として名高いトミノですが、彼の真骨頂はSFでなくて、ハードな状況の中で人間たちが右往左往する群像劇だ。今までロボット同士のプロレスでしかなかったロボットアニメを【戦争】にまでリアリティーを引き上げたのは、間違いなくガンダムとトミノの功績だ。

ただ子供アニメの制約で、ガンダムではトミノの理想には届かなかった。んで、その不徹底だったSFと群像劇を、力の限りにやり切ったのがこのイデオンだ。
脱力必至の肩の出っ張った主役ロボのショボさ(脇役ロボは意外と渋い)や、日本アニメにはミスマッチなバタ臭い登場人物のヴィジュアルには目をつぶって、とにかく見て下さい!!

本作に通底しているテーマは、人種間の齟齬と、人が理解し合えない事への無情観と諦念だ。それが話を追うごとに全宇宙にまで広がり、主人公たちは追いつめられていく。
宇宙規模の戦争と言うマクロと、親子間・クルー間の相克という、ミクロ。そんな極大と極小がダイレクトにリンクしてスパークする様は、正にSFの醍醐味!!

本当に、本ッッ当に、イデオンの面白ビジュアルは大目に見てあげて下さい!!




4.12モンキーズ   テリー・ギリアム



SF映画のキモは何か?僕は思うにビジュアルをどう構築するか?に掛かっていると思っている。
だから、次点の中に「フィフスエレメント」を選んでるのは、もうベタでもなんでもいい、ストーリーやキャラがショボクてもいい、とにかくSF映画っぽいビジュアルが俺は好きなんだ!!という表明に他ならない。

その中でもこちら「12モンキーズ」は未来世界のビジュアルと現代のビジュアル、どちらもSF心を刺激してきて素晴らしい。
退廃した未来都市からタイムスリップして行き着く先は、同じく退廃したスラム街〜精神病院!この寒々しいアイテムだけで織りなすコントラストが素晴らしい。
特に12モンキーズのロゴと、印象的なテーマ曲!が心にこびりつく不穏さで、これをガキの時分に観た時はいつまでもドキドキして眠れなかった・・・

それに加えて、SFかと思いきやミステリー調で進むお話が、どんどん脱線して最終的にはラブストーリーに流転するクライマックスなど、ストーリーラインにツイストが効いてるのがイイネ!なんだか物悲しいラストも含めてとても大好きな作品です。

テリー・ギリアムも素晴らしいファンタジー&SFを手掛けてきた巨匠で、「未来世紀ブラジル」と本作で迷ったんですが、こちらに軍配!何故なら、ギリアムとのファーストコンタクトはこっちだったから!




5.デメキング   いまおかしんじ




SFってナンダ??中途半端な読書量と観賞量しかないクセに、そんな事を考えてしまう自分は罪深き存在であります。
SFって何もSFっぽい舞台設定だけじゃなくて、普通の話で着地したくない!変な話にしたい!という奇想・・・俗に言う、センス・オブ・ワンダーが重要なんじゃないでしょうか(合ってますか?SFの人)。
一見、SFには見えない本作だけど、その奇想と発想の飛躍は十分SF足り得ると思うて入れました。

そもそも原作は、いましろたかしのSF怪獣マンガ。社会から孤立したダメ人間が未来世界から来たる恐怖の大怪獣と闘うべく、ジタバタもがく、、、という話。社会の底辺を生きる男のしょーもない生態をリアルに追及する、いましろたかしの得意技をSF的飛躍につなげた奇跡の傑作だ。
結局、原作は打ち切りになって中途半端な状態で未完に終わったが(後に刊行された完全版は投げやりなラストだった)、この映画版のデメキングはその宙ぶらりんなラストを大胆に脚色して、未完だった原作を見事に一つの作品として結実させた。

如何にも低予算なピンク映画だけど、社会からはみ出した人々が集まってコミュニティーを形作っていくプロットは、人間ドラマの王道で、一般映画と遜色のない出来。ちょっと特殊な嗜好に満ちた原作の取っ付きにくさを上手く払拭している。

また、原作にはないラブロマンスの要素を原作のプロットを壊さない程度に忍び込ませているのがポイント。
いまおかしんじは、ピンク映画とゆうエロスの中に生と死の往還とゆうファンタジックな要素をよく混ぜて込んで来る作家だが、本作も正にそんなテーマを全うしてて、怪獣映画よりもファンタジー映画として見応えアリ。

だから、厳密に言うとこの作品は、ファンタジーピンク怪獣映画なんだろうけど、異常な設定・異常な世界観を乗りこなして普遍的なものに着地させるのって、SF映画にしかできない素敵な事ですよね・・・ってちょっと苦しいですかね!?
同じ様なジャンルでは「幻の湖」もそんな映画でしたね。こっちはもっとトンデモな感じですけど。




6.殺しの烙印   鈴木清順




SFじゃない!!とゆう皆様のツッコミが聞こえてきますが・・・これは自分にとっては紛れもなくSFです!

何がSFなのかと言うと、この異常な世界観とその世界観を作品内で見事に全うしているからであります!!これをセンスオブワンダーと言わずして、何と言おうか!?(合ってますか・・・?SFの人)

まずね、主人公の宍戸錠の顔ヂカラからして、既にこの世ならざる魅力があるのに、さらに奇抜な設定、着想、ストーリーライン!!そしてそのイキフン余すところなく捉える、アヴァンガルドなカメラワークと画面構成!!全てが鈴木清順の奇想を具現化する為に動いている、この映画の機能美そのものがね・・・
「嗚呼!これこそ、SFや!!」という充足感を満たしてくれるのですよ!サイッコー!!

しかし、この論法でいくと鈴木清順の映画はほとんどSF映画になってしまうな・・・

あと、この作品とよく似た雰囲気の作品として、ゴダールの「アルファヴィル」って有名なSFもありますが、これもSFっぽい小道具を使わずに、SFを全うするとゆう無茶な作品!(車で高速を飛ばしてるだけなのに、宇宙船に乗ってるって説明するシーンはかなり強引だと思った)
しかし、この異世界っぽい雰囲気と、退廃的な世界観は紛れもなくSF映画の香気を放っているんだよなあ〜。これも変わり種としてオススメっす。





7.オーガスト・ウォーズ   ジャニック・ファイジエフ




どーせ、みんなパシフィック・リムをベストに挙げてるんだろーから、俺はこっちを選ぶ!!

ロシア産パシリムと呼ばれているが、実際は実録戦争モノ!!ストーリー的には、親子サバイバルものであり、戦争ものに寄ってるので、SFとゆうよりかはド根性親子情愛ものとゆう趣きである。

だが、所々挟まれるロボット描写が実に見事なので、ランクインさせてもらった。

何が見事かって、トランスフォーマー系のゴチャゴチャしたCGロボ描写を上手く換骨奪胎して、スッキリ見易くしてるとこ!!
トランスフォーマーを始めとした、画面の情報量にアップアップと溺れそうになる物量作戦はもういらない!(パシリムも結構似たようなギルティを抱えている)
僕らが観たいのはスッキリと見易く、エキサイティングなトータルデザインなんだあ〜〜〜!

本作は、視界を覆い尽す羽虫の大群みたいな、鬱陶しい物量エフェクトを完全カット!ロボ描写を限定的に、しかも幻想的に描く事によって、トランスフォーマー系の危機を乗り越えている。
作中で繰り返されるロボ描写はただの子供の妄想なんだけど、その妄想の在り方一つで世界の捉え方も変わるっていうテーマも、実にSF的でいいじゃあないですか!(未来世紀ブラジルみたいなテーマの在り方だと思う)

駄作に終わったトランスフォーマー系譜のロボット描写を思わぬ形で供養してくれた功績、そして、手に汗握る戦争描写!に普遍的にアツいストーリー!どれをとっても高水準!
パシリムで喜んでる場合じゃないぞ、みんな!





8.スターシップトゥルーパーズ   ポール・バーホーベン




皆大好きバーホーベンちゃん。

下品!下世話!過激!そして、低俗ッッ!!!!!!
男の趣味で言えば、【飲む・打つ・買う】の三拍子!そんな直情的な男の世界に、SFの様な知的で高尚(だと思われてる)な世界観を乗っけると、どうなるのか??
バーホーベンはそんな壮大な実験をしているのではないか?僕はそんな高望みを抱いてしまう。

殺伐とした近未来世界の名を借りて、デトロイトの荒廃を見事に予言した「ロボコップ」
暴力・ゴア・フリークスなど、発禁描写の博覧会の様相を呈している「トータル・リコール」
屈折したインテリの苦悩を、「ただのコミュ症の変態野郎だろ」とぶった切る「インビジブル」

露悪的で低俗な作風の陰には、そういった妙な知性がチラつくのがバーホーベンちゃんの隅に置けないニクい所。もはやお家芸として色んな作品で散見されるバーホーベン印の狂ったニュースショーの描写は、そのままメディア批判にも繋がっているのは、誰が見ても明白だ。

そんなバーホーベンちゃんの作品はどれも甲乙つけがたい。どれも大しゅきなのぉおおおおおお〜ほおおおおおお〜!!な僕だが、やっぱこれっしょ!「スターシップトゥルーパーズ」!!
この圧倒的な馬鹿馬鹿しさと能天気さ!!観た後に何も残らないのに、作品に漲る狂気の後味だけは確実に体内に残留する!!とゆうね、、、
快楽の正中線を乱れ突きするよな、娯楽の殿堂・紳士の社交場・酒池肉林でバーホーベン史上最もアッパーな作品、それが「スターシップトゥルーパーズ」!!

これが好きと言わずして、何をか好きと言わんや!?




9.月に囚われた男   ダンカン・ジョーンズ





とにかく端正で無駄がない作品だ。本作を見ると、普段我々が見ている映画がいかに無駄な装飾物で溢れかえっているかが良く分かる。

たった一人の登場人物と、彼を抑圧し支配するシステム。特に扇情的な演出も、気分を盛り立てる音楽を使わず淡々と、両者の暗闘をジリジリと描くその手付き!それでいて、小道具・イキフン・特殊効果には華を持たせるという・・・もうね、ため息が出るくらいに完璧すぎるデザインワークスに恐れ入った。
最後の最後までおやつどころか余分な水も与えない・・・!
まるでジョーと対戦する前の力石の様な、鬼気迫る削ぎ落し方だった。

これがダンカン・ジョーンズ監督のデビュー作だというのが信じられないが、逆にデビュー作でなければこんな思い切った事も出来ないという、アンビバレンツな魅力もまた、完膚なきまでにデビュー作なのであります!アッパレ!!!!

SFって色んな解釈や色んな物語を内包できる懐の深いジャンルだけど、こういったギミック一発でシンプルに魅せてくれる端正さが、SF本来の王道だという気がします。

本作に多大な影響を与えた過去の名作「サイレントランニング」も要チェックや!!!!!!!!




10.killer 7   須田剛一




え。映画じゃな・・・ああ!そうだよ!!!!!ただのゲームだよ!!!!!!

でもな!!須田剛一のゲームはもはやゲームじゃねえんだよ、映画なんだよ!!!!!!
数々のテキストやネタは映画からの直輸入が多く、ドライブ感のあるストーリーや演出はアメリカのB級映画のノリそのまんまなんだぜ!
しかも須田ゲーは通常の映画2,3本分が凝縮された情報量で映画以上にカッコイイことしてくれるんだぜ〜。サイっコーだろうがよぉ〜!!!!!!!

そんな数ある須田作品の中でも、一番カッティングエッヂな本作をチョイスしてみました。
自爆テロで攻撃してくる透明ゾンビを、7つの人格を持つ殺し屋が迎え撃つ!
そこで展開されるテーマは、対テロ戦争に明け暮れる超大国アメリカの病理であり、そういった現実に横たわる問題を強烈に皮肉りつつも、エキサイティングでエッジのある物語に仕立て上げる様は、強烈にパンクかつSFちっくなんですよ!!!!!
とにかく、SF・映画ファンを名乗るならば殺(ヤ)ってこい!!!!!






・・・さてさて、以上っす。
他のみなさんがどんな作品を挙げたのが気になるっすナア。。。と他の人のランキングを見てみたら思いの外、みなさん素直に答えてらっしゃって、アチャー、考え過ぎてかなり奇を衒ってしまった感が・・・

色々考える内に、自分はSF好きと言えるのだろうか・・・?と、無意味でめんどくさい引け目を感じさせるのも、またSFの醍醐味ッつう事で本項を〆させて頂きます。では。


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